近頃、育った地元のことをようやくいろいろと知るようになった。
いい感じのミニシアターがあることや、その周辺に美味しくて手頃な料理店や
可愛い喫茶店があることなど、今更ながらに把握しつつある。
まあ今住んでいるところのこともちゃんと把握できてるわけじゃないんだけど、
よさげ・お店で良い気分になると今後ともそのような良い気分になりたいなと
思考できるようになり、もっと探してみたいかも…と決意できました。
人間1年目みたいな感想だ。
個人的には食については楽で美味い、いやまあまずくなければいいよ。
ごめんやっぱ嘘あんまり外すと凹むから安定感はほしい。
とか考えてしまう人間なので、馴染みの所があればそこだけいけばいいかとなるし、
ファミレスがあればもうそこで文句もないみたいな、
食べる際の労力以前に店選びの時点で思考する労力すら省略したいとかいう、
もう……なに?なことを長らくやってきたので、
店を選ぶという行為をちゃんとやる友人を見て非常に感銘を受けたという話でした。
私も店選びという行為から逃げない。和解できるように頑張っていきたい。
そんな今日は友人と映画を鑑賞したりお茶をしたりする中で、
ふと「今年の春…服なんも買ってないな……」ということに気がつき、
更に「自分が何を着るべきかなんもわからん……」ともなったので、
友人(おしゃれ)(丁寧な生活をしている)(漏れと交友を続けてくれるだけある出来た人間)に
助けを求め、おうよと承諾してくれてそのまま服屋へ。
体型上のコンプレックスや令和最新版になりたいなどを適宜伝えると
それにあった対策を当意即妙に提案してくれて、て、天才だ!!と感動で震えました。
私みたいに長考が発生することなくポンポン案が出てくるってのは
畢竟おでかけ経験の差なので、服を着る機会ってやっぱりあればあるだけいいんだなと、
急にこの世界線にワープしてきた人並みのことを実感しました。
一人でお買い物をすると好きなものばかり手を伸ばしてしまうし、色や形もどんどん偏り、
それが常習化すると新概念の服が登場したときに「着てみるか~!」ではなく
「・・・・・・?」
となって、しかも着てみたいに発展せずそこで終わるみたいな反応しかできなくなるので、
こうやって背中を押してくれたり、客観的に判断をしてくれるのって大事ですね。
ご飯だけでなくお買い物でも勇気が足りないをやっているんだな、ワイは……。
最終的にマジでこれまで着たことも買ったこともないタイプの服を数着見繕っていただき、
そのスターターキットをそのまま買って帰りました。
おまけに気になる部位はこう隠す!みたいな知恵や、
シャツのボタンを留める際にアレンジができるなどの豆知識まで伝授してくれて、
もう完全に修業回を終えたやつになりました。
これでようやく春に立ち向かえるぜ。
自分のこと分からないまま終わるなとアンパンマンも言っていますけども、
いや~なかなか把握しきれない。まだまだわからん。
流石に幸福を感じる物事は多少は挙げられるけども、
(今日は自分がクラフトコーラに目がないことを受け入れました。あれ大好き)
似合う色とか服の形とかそういうのは他人の目を頼ってアンサーをもらっても
「そう、な、んだ…!?」みたいなところはある。(ちゃんと参考にしています!)
この家庭用ゲーム・立派な哺乳類になるの攻略はなかなか大変ですが、
どこに行くにも好奇心と勇気は忘れずに携帯しようということが
ようやく理解できた日でした。とってもよかった。

これは黒いシアーのハイソックスってめちゃくちゃ可愛いいよね……
と思って描いた落書きたたる君(オリキャラ)です。
白とかも可愛いんだけど、黒だとなんかゴムとのコントラストが素晴らしいと思う。